8月に読んだ本を振り返ってみました。 [読んだ本の紹介(私)]
←今日の本棚の状態(ブクログ)です。
私(ブクログ:hon-yomou)の本棚↓
(http://booklog.jp/users/hon-yomou)
先程すこし整理してきましたが、読書そのものが久しぶりなので8月に読んだ本は棚の上段部分だけですね
8月は4冊の本を読みました。
アゲイン 浜口 倫太郎(ポプラ社)
明日の子供たち 有川 浩(幻冬舎)
そろそろくる 中島 たい子(集英社)
イライラ・落ち込みが激しいときの本
(みんなの女性外来) 対馬 ルリ子(小学館)
1、2、3は小説で、4は精神医学です。
※ここから紹介する本は表紙絵をクリックすると楽天ブックスにリンクしますのでご注意ください。
1冊目はこちらです。
私が尊敬するブロガーさん(はらぼーさん)が紹介しておられたので、久しぶりに読書を再開してみようという気持ちになった、きっかけの1冊です。
第5回 ポプラ社 小説大賞 特別賞受賞作
売れないピン芸人の兄×小学校で浮いている優等生の妹。6年ぶりに再会したぎこちない二人を繋いだのは、父が残してくれた「笑い」という宝物。笑いと涙が満載のハートフルストーリー!(ポプラ社 公式サイトより引用)
お笑い芸人の話で舞台が私が住んでいる大阪ということもあり、会話部分を違和感なく読めたからか、テンポ良く話が進んでいきました。自分探しの途中の方や今は少ししんどいけれどまだ頑張りたいという方にオススメします。
2冊目は、私の大好きな“有川 浩”さんの最新作です。最新と言っても2014年8月発行なので1年遅れですが…。
想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている!児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。(幻冬舎 公式サイトより引用)
ほぅ、舞台が児童養護施設とは。今回はこう来ましたかという印象でした。「児童養護施設にいるこどもたちはかわいそうじゃない。家庭より施設で生きることが幸せなこともある」ということが何度も書かれていました。
有川 浩さんお得意の“あまあまラブラブ”要素があまりないので恋愛小説が苦手な方にもオススメです。
あまいのが読みたい方には→(ラブコメ今昔)をオススメ
3冊目は女性向けの小説です。
仕事もちょっとうまくいかないが、「そろそろくる」ころ、むきかけのゆで玉子を流しに叩きつけたり、呼吸困難におちいりながら泣きじゃくったり、嗚咽しながら冷蔵庫を開けたり閉めたり…。癇癪、イライラ、過食、原因はPMS?話題になった『漢方小説』の著者が描く体と恋。(楽天ブックスより引用)
PMS(月経前症候群)に悩まされている女性は少なくないと思います。毎月繰り返されることだけに、身体と心の不調と付き合っていくのは大変ですよね。そんな気持ちが上手く表現されていました。
PMSに悩んでいる女性はもちろん、パートナーの機嫌が急に悪くなるのが理解不能という男性にもオススメです。
4冊目も女性向けで、図解付きの簡単な医学書です。
わけもなく落ち込んで涙が止まらなかったり、イライラが抑えられなくなったり・・・。心が不安定になったときはひとりで悩まないで!若い女性に起こりやすい体や心の不調解消法を医師や代替医療、運動、栄養などの11人の専門家がアドバイスするシリーズ。「プチうつ」以上「うつ病」未満の、悩ましい心の不調の対処法・解決策をわかりやすく解説。
(小学館 公式電子書籍サイト eBOOKSより引用)
PMSだけでなく自分でコントロールできないイライラや不安感で悩んでいる女性向けの本です。が、悩んで色々と調べた経験が既にある方には物足りない1冊になってしまうと思います。書かれていることは、ごく当たり前の(?)一般的な内容が多いので、予備知識がないから情報を得たいという方にオススメです。
ブクログの読書グラフを改めて確認したのですが、次女を出産した昨年の9月以降はあまり本を読んでいませんでした。ブクログって何?という方は是非こちらへ→(http://booklog.jp/)
本を読めるくらい、「時間にも、体調にも、気持ちにも、“ゆとり”が出てきたのかな」と思うと、すごく嬉しいです
家事と育児の隙間にできる10分間だったり、家族が寝静まってからの30分間だったり、読書スピードは以前に比べるとゆっくりで1冊を読むのに数日かかることばかりですが、今は“本を読める”という事実が嬉しいです
9月には次女が1歳になりますし、来年4月からは長女が幼稚園に通うので、これから自分のために使える時間が少しずつ増えてくれば良いなと思っています
本探しはあまり得意ではないので辿り着くまでが大変なのですが、今は、なにか、気持ちが上を向くような、わくわくするような、少しキュンとするような、自分に自信を持てるような、幸せな気持ちになるような、そんな本があれば読んでみたいです。
眺めているだけで楽しい☆レシピ本が大好き [読んだ本の紹介(私)]
今はインターネットで「○○(食材) レシピ」と検索すれば、どれにしようか迷うくらいたくさん出てきますね。私も頻繁にお世話になっています。特によく利用しているのは有名どころの『COOK PAD』です。
でもね、私は“レシピ本”が大好きです。本屋さんでつい手にとって見てしまうのもレシピ本です。実際に購入することはあまりないのですが、美味しそうな料理がたくさん並んでいるレシピ本は眺めているだけで幸せな気持ちになれます
我が家にも何冊かレシピ本があります。
料理家で有名な「平野寿将氏の和食レシピ」
一時期かなり注目された「タニタの社員食堂」
妊娠中にお世話になった「安産ごはん」
フードプロセッサーで作る「お菓子」
納豆を食べて応募したら当たった「納豆のレシピ」
などなど。
どれも見ているだけで楽しい本ばかりです。
ですが、「あ、良いな」と思って購入しても活用しきれていないのが現状です。
どうしても頻繁に使う(私が使いこなせる)レシピ本は決まってくるんですよね。
私がよく使っているレシピ本はこちらの2冊です。
左は、大阪では特に有名な料理研究家で辻調理師専門学校の創立者である“辻 勲氏”が監修した本で、母が買ってくれたものです。
右は、この10月に休刊になった雑誌“おはよう奥さん”の特別編集として出版された本で、これまた両親に買ってもらったものです。
特に出番が多いのがこちら↓。
レシピが簡潔に書かれているのが見やすくて私の好みです。
この本を購入してもらった時、母に「こんなレシピ本、お母さんも持ってへんわ」と言われました。
当時(今から6~7年前でしょうか。一人暮らしをしていた頃です。)1冊1,500円(税別)で、自分で買うにはチョット高いな…と思っていたので、その言葉が私の胸にズキッ!!と突き刺さったことを今でもよく覚えています。
母がどういう意味で言ったのかきちんと聞いたことがないので、真意はよく分からないのですが…。
何とか料理できてますお母さん、ありがとう
で、このレシピ本がいつも以上に大活躍する機会が今日やってきました いつも活用しているのは私ですが、今日この本を使ってお料理するのは『夫』なんです
そう!! 夫にも作れそうなレシピがたくさん載っているのが、この本の良いところ実家を出てから10年以上になるものの、料理と言えば学校の調理実習で覚えた本当に基礎の部分くらいしかできていない私でも作れるレシピが多いので、普段料理をしない夫でも大丈夫
さてさて、できあがった料理はどんなのかな~?? また、ご紹介したいと思います
11月に読んだ本を振り返ってみました [読んだ本の紹介(私)]
1ヶ月に少なくても5冊くらいは読みたいな~と思うのですが、11月に読んだのは3冊でした。
オレたちバブル入行組:池井戸 潤
流行語大賞に選ばれた「倍返し」で有名な『半沢直樹』の原作(大阪編)です。ドラマが面白かったので原作を読んでみたくなりました
ドラマのイメージが強かったからか、原作よりもドラマの方が面白く感じました。人物の設定(特に半沢直樹の父親)が微妙に違うのですが、ドラマの方が“ドラマっぽく”つい見たくなるように作られていたと思います。
「ドラマって原作の方が面白いよね」と思うことの方が今まで多かったので、これは意外でした
ちなみに、有名なセリフ「倍返しだ!!」は最後の方に1度(?)出てきただけだったような…
お金のIQ お金のEQ
世界の小金持ちが知っている「お金の法則」:本田 健
タイトルに惹かれて読んでみました。幸せな小金持ちシリーズの第2弾です。第1弾は「小さな小金持ちの8つの小さなステップ」ですが、第1弾は読んでいません
IQはご存知“知能指数”で、EQは“心の知能指数”です。“お金の知識”と“お金の感性”について書かれた本です。
内容としては知っているような普段から感じているようなことが書かれていましたが、時間がとれず数ページずつしか読み進められなかったせいか、頭になかなか入ってきませんでした。
本田健さんの“お金の通信コース”という講座があるようですね。読んでいて「宣伝かな?」と思いました。通信講座の詳細はこちら→(本田 健 公式HP)
お金もうけは悪いこと?:アンドリュー・クレメンツ 訳:田中 奈津子
こちらもお金の本ですが、小説です。しかも児童書です。
図書館で貸出窓口に立った時に「もう1冊いかが?」と(コンビニのレジそばの大福のように)並んでいた本です。
ぱらぱらとページをめくり「字も大きいしすぐ読めそうだから1冊追加するか~」と軽い気持ちで借りました。児童書だと知ったのは帰宅してからなのですが、面白かったです
お金が大好きな男の子が主人公なのですが、いつも喧嘩ばかりしている幼なじみの女の子とタッグを組むと…
わくわくしながら最後まで一気に読み切りました。
児童書ですが、他の本も読んでみたいと思いました。
『3冊読んだ中で1番面白かったのが児童書』という結果でしたが、大人としても考えさせられる場面が多かったですし、話の展開が気になり楽しみながら読めましたよ
12月はもう少し本を読む時間を作りたいです“師走”ですが、のんびり歩いていきたいな…
10月に読んだ本を振り返ってみました [読んだ本の紹介(私)]
10月は「いいね!」と感じたので、読んだ本をブログの記事にしたことが3回ありました
「また、必ず会おう」と誰もが言った。(喜多川 泰)
この本に関する過去の記事はこちら→(10/7 ブログ記事)
100円のコーラを1000円で売る方法(永井 孝尚)
この本に関する過去の記事はこちら→(10/14 ブログ記事)
オレンジページ11月号 (雑誌+レシピ本の特大号)
この本に関する過去の記事はこちら→(10/17 ブログ記事)
上記以外で10月に読んだ本はこちらの4冊です。
嵐のピクニック 本谷有希子 | ふたつめの庭 大崎梢 | 「これ」で、貯めてもらい ます。 横山光昭 | 年収200万円からの投資 生活宣言 横山光昭 |
『嵐のピクニック』は短編集で1話はとても短く読みやすいのですが、世界観が独特で私には少し難しい内容でした。
「劇団、本谷有希子」の主宰ということで劇のようなテンポで話が進んでいきます。本谷有希子さんの本は初めて読みました。書籍以外にも劇団のDVDがあるようなので機会があればそちらも見てみたいですね。
『ふたつめの庭』の大崎梢さんは、日常ミステリーを探している時に出会いました。
書店で働いていた経験を生かしたデビュー作『配達あかずきん』は、駅ビル内にある書店を舞台に起こる日常の謎を、書籍を交えて解決していくという気持ちの良いストーリーです。
殺人事件の起きない「日常ミステリー」を探していた私にはピッタリでした
元書店員ならではの目線で書かれた物語は、書店の裏側を見ているようでワクワクしますよ
10月に読んだ『ふたつめの庭』は舞台は保育園に変わるものの、やはり登場するのは“本”です。
保育園なので“絵本”が中心ですが、登場人物の恋の行方を気にしながらの展開は新鮮でした
上でご紹介した10月に読んだ本の4冊のうち右の2冊は『お金に関する本』です。こどもができてからお金について考える機会が増えました。結婚や出産など家族が増えるのは、お金と向き合う良いきっかけですね
日本人はお金のことを大きな声で話すことをためらう部分があります。こどもの頃は両親くらい、大人になると誰も教えてくれなくなるお金のことを分かりやすく解説してくれる本はありがたいです
横山光昭氏の本は、『貯金できない人が貯金できるようになるまで』を書いていることが多いです。
貯金できない方やつい借金をしてしまう方には、まずこちらの『年収200万円からの貯金生活宣言』をおすすめします
お金さえ貯まれば…という思いで貯金そのものが目標になっていると終わりのない不安に悩むことになります。
出ていくお金を「消費・浪費・投資」に分けて考えるというようなことが書かれています。
せっかくの『読書の秋』ですが、他のことが忙しく1冊の本を読むのに数日かかるなど、ゆっくりと集中して1冊の本を読むことができなかったのが心残りです
11月は10月以上に忙しくなるのですが、本を読んでいる時間は私にとって幸せなひとときなので、良い本に出会えることを期待しながら本探しをしていきたいです
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レシピ本がついて400円はお得♪ [読んだ本の紹介(私)]
本日発売の雑誌、『オレンジページ』です。
「美容室で読んでて、コレ良いわ~たんちん(私)にどうかな~と思って帰りに買ってきたの」と実母からです
母は4週間に1度のペースで美容室に通っているのですが、美容室は定期購読されているのでいつも新しい雑誌があって良いですよね
これね、いつものお値段にチョットだけプラスで、いつもの雑誌+野菜レシピ(雑誌と同じ大判サイズ・オールカラー80頁)が付いています
たまにある企画なのですが、レシピ本が好きなので、ものすご~くテンションがあがります
普段の料理にも積極的に野菜を取り入れていますが、いつも同じようなパターンになりがちなのでレシピがあるとレパートリーが増えて嬉しいです
身近な野菜で主婦の強い味方の『もやし』のおかずが24品も掲載もやしの定番「ナムル」から、へぇ~っと思った「もやしのかき揚げ」まで色々ありました。
スイーツとしては、「かぼちゃの豆乳プリン」が美味しそうあ、でも最近かぼちゃが大好きな娘のためには「かぼちゃの和風パンケーキ」を作ってあげたいですね
野菜レシピの本をぱらぱらとめくりながら夫が「美味しそう~お腹空いてくるな~」って「さっき夕飯を食べたばかりでしょ~」と突っ込みながら、「レシピを見てるだけでも楽しいよね~」と同感です。
付録のレシピ本ばかりに目がいってしまいましたが、本誌の特集は「冷凍ひき肉ストック革命」です。
こちらから立ち読みできます→(オレンジページnet)
野菜と言えば、オススメしたい本がもう1冊あります。
←【送料無料】 楽天ブックス
もっとからだにおいしい野菜の便利帳 [白鳥早奈英]
野菜の特徴はもちろん、美味しい食べ方、他の野菜との食べ合わせなどが掲載されています。
実を食べる野菜・葉を食べる野菜・根を食べる野菜・・・と分類されていて感覚的にも分かりやすいです。
実は私、寝る前に毎晩この本をながめていた頃があります食べ合わせが特に興味深く、この組み合わせで疲労回復・ガン予防・老化防止などなど。
よく知られているもので例を挙げると、“きゅうりの酢の物”ですが、『きゅうり+わかめ』で血中コレステロール値低下、精力増強、血圧安定などの相乗効果があります。
また、きゅうりにはビタミンCを壊す酵素が含まれているのですが、生食で食べる時に酢をプラスすることでこの酵素の働きを抑えることができます。
そう考えると、副菜として登場することの多いきゅうりとわかめの酢の物ですが、よくできてるな~と思います
このようなことが書かれているので、毎晩ながめていても飽きず、結婚したばかりの頃は本当によく読んでいました。
家族の健康を守る主婦として知っておきたい知識です自然と身につけば一番良いのですが、それにはまだまだ修行が必要なようです
100円のコーラを1000円で売る方法 [読んだ本の紹介(私)]
言われてみると・・・
普通のコーラを1,000円で売っている所は確かに存在して、お客さんも納得して1,000円払っています。
このシリーズは全3巻で、1,000円のコーラについては1巻に書かれています。
各巻の特徴を、著者である永井 孝尚さんに説明していただくとこうなります↓
~『100円のコーラを1000円で売る方法 3』のあとがきより引用~
シリーズ1作目は、「顧客中心主義への回帰」をテーマに、マーケティングのエッセンスについて述べました。
シリーズ2作目は、「成功体験からの脱却」をテーマに、競争戦略や仮説思考・論点思考について述べました。
そして、シリーズ3作目となる本書では、「イノベーションとリスクへの挑戦」をテーマに、グローバル化、デジタルマーケティング、企業のM&Aなどについて述べています。
ビジネス書は専業主婦の私にとって敷居の高いものも多いのですが、この本はストーリー仕立ててで小説として読むだけでも面白いです。
実際のところ、私は小説の結末が気になって次巻を読みたいと思いました
でもね、ストーリーばかりを気にしているとマーケティングの大切な部分が抜け落ちてしまうので要注意です
この本はバリバリ今の社会でビジネスをしている方よりも、私のようなビジネスって難しい!?と思っている方向けかもしれませんね。
ビジネス書は苦手、活字を敬遠気味な方にはコミックもありますよ
永井孝尚さんはご自身のブログで、「100円のコーラを1000円で売る方法 シリーズ全3巻の読み方ガイド」としてこのように書かれていました。
→(ITmedia オルタナティブ・ブログ 永井孝尚のMM21)
3巻で完結のようですが、まだまだ今後も展開していくだけの要素は十分にあります。続きに期待!?したいです
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「また、必ず会おう」と誰もが言った。 [読んだ本の紹介(私)]
「また、必ず会おう」と誰もが言った。-偶然出会った、たくさんの必然- 喜多川 泰:作
少し前から気になっていたのですが、9月28日(土)に同名の映画が公開されたことも影響して、ようやく原作を読んでみました
文字が大きくて、さら~っと読めてしまいます。
同級生についた嘘がきっかけで1人で熊本→東京に行くことになった主人公の少年。
日帰りの予定が、帰りの飛行機に乗り遅れお金もなく空港で途方に暮れてしまいます。
そこから無事、家に帰るまでの5日間に出会った様々な人たちとの心温まるストーリーです。
映画の詳細はこちら→(映画「また、会おう」と誰もが言った。公式HP)
予告編では動画も見られますのでイメージがわきやすいと思います。→(予告動画)
『今年、中・高校生に見せたい映画 No.1!』と宣伝されていますが、まさにその通りでした。
もっと若い頃、そう、中学生か高校生か…それくらいに読んでおきたかった!! と思いました。
原作と映画では東京に行くことになったきっかけや登場人物の設定に多少の違いはありそうですが、ストーリーの本質で題名にもなっている“「また、必ず会おう」と誰もが言った。”の捉え方は同じじゃないかと思います。
原作の中で登場したトラック運転手の柳下さんとの出会いが、私の中では一番グッときました
映画ではイッセー尾形さんが演じておられます。私が原作を読んでいる時に想像したのは「笑福亭 鶴瓶さん」でしたね
映画と原作では柳下さんの設定が異なるので、きっとイッセー尾形さんらしさが出ているのだと思います。
映画をご覧になった方、思春期のお子様をお持ちの方、青春真っ只中の方、喜多川 泰さんをご存じない方に特にオススメしたいと思います
喜多川 泰さんのHPはこちら→(喜多川泰のホームページ~入口~)
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9月に読んだ本を振り返ってみました [読んだ本の紹介(私)]
今日から10月ですね
いつも「もう、○月か~」と言ってる私なのですが、今日から10月ということは1年の4分の3が過ぎ去っていったということなんですね。いやぁ、本当に月日が流れるのは早いです。
ここのところ、何かと忙しくあまり本を読む時間をとれていないのですが、9月に読んだ本を振り返ってみようと思います
振り返ると、9月は『有川 浩月間』だったようです。9月に読んだ5冊のうち4冊が有川 浩さんの作品でした
有川 浩さんと言えば、ドラマや映画になっているのでご存じの方も多いと思います。
アニメ
図書館戦争(2008年4月 フジテレビ)公式サイトは→こちら
こちらは2012年6月にアニメ映画が公開されています。詳しくは→図書館戦争 革命のつばさ
ドラマ
フリーター、家を買う。(2010年10月 フジテレビ)公式サイトは→こちら
空飛ぶ広報室(2013年4月 TBS)公式サイトは→こちら
映画
阪急電車(2011/4/23月公開、Blu-ray&DVD発売中)公式サイトは→こちら
図書館戦争(2013/4/27公開、11/3 Blu-ray&DVD発売予定)公式サイトは→こちら
県庁おもてなし課(2013/5/11公開、11/22 Blu-ray&DVD発売予定)公式サイトは→こちら
本題ですが、私が9月に読んだのはこちらの5冊です↓
それぞれの表紙絵クリックで楽天ブックスへ。各本のレビューが多数掲載されています
ドラマ『空飛ぶ広報室』は録画したまま、実はまだ見ていません。
原作は昨年の夏に出版されたのですが、読みたいな~と思っていたらドラマ化が決定されていました。
本は普段、図書館で借りてくることが多いのですが、ドラマ化された影響が大きく放映直後から予約が殺到し数ヶ月待つことになりました
原作を読んでからドラマを見てガッカリすることもあるのですが、このお話に限ってはドラマのキャストのイメージを持ったまま原作を読むのを避けたかったので、ドラマは録画したまま放置でした。
放送から1クールが経った今、ようやく録りためたものを見れるので楽しみです
図書館戦争シリーズは別冊を含めると全6巻あるのですが、ようやく2冊目の『図書館内乱』を読みました。
図書館戦争は、公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」が成立・施行された世の中で、不当な検閲から「本」を守ろうとする図書隊員のお話です。
有川 浩さんの自衛隊ものが続いたので、“図書隊”が出てくる図書館シリーズの続きはまたしばらくしてから読みたいと思います。
有川 浩さんは自衛隊ものと出身地の高知県のお話が目立つのですが、今月は知らず知らずのうちに自衛隊ものに偏ってしまいました
9月は『空の中』、『海の底』を読みました。どちらも自衛隊ベースのお話です。
有川 浩さんの自衛隊3部作(陸・海・空)として『塩の街』もあります。塩の街は、第10回電撃小説大賞で大賞を受賞した有川 浩さんのデビュー作です。
3部作いずれも思いっきりフィクションで設定も楽しめたのですが、『海の底』だけは描写がグロテスクだったため読み返すのはツライと感じました
開発途上の街で暮らす少女が主人公で、女の子同士の格付けや成長とともに感じる性に対する想いが描かれています。
こちらは、もっと若い頃、中学生や高校生の頃に読めば共感できたのかもしれませんが、今の私にはしんどかったです
9月に読んだ本は以上5冊でした。
そうそう、余談ですが、有川 浩さんは、お話の中に恋愛がうま~く溶け込んでいるものが多いのですが、それがとってもあま~いのです。
あっま~~い恋愛ものが読みたい方にもオススメです。
今まで読んだ中でもあまあまだな~と思った有川 浩作品は『ラブコメ今昔』です。 こちらも自衛隊のお話ですが、短編集なので自衛隊が初めてでも、有川 浩さんが初めてでも取っ付きやすいと思います
秋の夜長に、読書はいかがですか
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